周南市の勝榮寺墓地にデザイン性のあるコンパクトな洋型のお墓が完成しました。
2019年10月8日(火)
山口県一円にて、墓石・石材の仕事をさせていただいております、渡辺石材店の大野です! 今回は周南市の勝榮寺墓地で、デザイン性のあるコンパクトな洋型のお墓が完成いたしましたので、ご紹介します!
まずは施工前後のお写真です。
今回のお客様は、当店の近くにお住まいの方で、当店のホームページを見てご連絡くださいました。もともと長門市の地域の方が管理されている納骨堂の中にお墓がありましたが、遠方でなかなかお参りに行くことが出来ない為、既存のお墓を解体し、自宅近くの墓地へ新しいお墓を建てたいとお考えでした。
こちらが今回新たにお墓を新設する墓地の区画です。
このお墓は限られた面積でより多くの骨壺を収納できるように、納骨室が2段になっています。6寸の骨壺を各4つ(計8つ)収納することが可能です。
納骨室を据え付けて上から見た写真です。墓石が完成した際には見えなくなる部分ですが、切込みを入れてステンレス金具を入れて部材同士がずれないように加工しています。
そして完成したお墓がこちらです!お墓全体には薄いピンク色の優しい色合いの石を使い、扉の部分には黒色の石を使った、スタイリッシュなお墓が完成しました。
こちらのお墓の納骨室はロッカーのようになっており、左側の縦長の部材を取り外すことで、あまり力を加えることなくスムーズに扉を開けることが出来ます。
墓石を後ろから撮ったお写真です。黄色い矢印で示してある部分はそれぞれの納骨室に取り付けられた空気穴です。湿気が多いと骨壺にカビが生えてしまうことがありますが、空気穴を作ることで、納骨室内が完全に密閉されることなく、湿気をなるべく防げるように通気性を考えた構造になっています。
また、こちらのお墓には線香皿・ロウソク立てが一体型になっているステンレス製の部材を設置させていただきました。この線香皿・ロウソク立ては、墓石本体に固定しておりませんので、とてもお掃除がしやすくなっています。
竿石の正面の文字については、「なにか言葉を入れたい」とのご要望がございましたので、こちらからいくつかご提案し、その中から「ありがとう」という言葉に桜の飾りを彫刻するデザインを選んでいただきました。
また、文字の墨入れの色についても、桜にはピンク色、「ありがとう」の部分には金色を入れてほしいとの事でしたので、ご希望いただいたようにそれぞれピンク色と、写真では少し見えづらいですが金色を入れています。
完成したお墓をご覧になって、「素敵です!文字の色合いもお墓の色に合って、優しい雰囲気でとても良いですね!」とお客様にはお喜びいただきました。
当店へお墓の打ち合わせでお客様にご来店いただいた際、実際に展示されている同じデザインのお墓をご覧になって、「このお墓がいいです!」とおっしゃっていただき、お墓の形はすぐに決まりました。竿石の彫刻についてはとても悩んでおられましたが、ご希望に沿ったお墓を建てることができ、喜んでいただけて、私どももとても嬉しく思います。
今回、お墓を建てた勝榮寺墓地は在来線「新南陽駅」から徒歩約5分以内の場所にあり、遠方よりお越しの方にもお参りしやすい場所にあります。お車でお越しの方には、墓地内に駐車場もございます。
また、墓地内は段差がなく、足が不自由な方でも安心してお参りをすることができます。
なお、勝榮寺様の向かい側に、弊社 新南陽店がありますので、当店にご来店いただければ、墓地内のご案内をさせていただきます。
当店ではいくつかお墓を展示しておりますので、新しく建てるお墓のデザインや石の色味などで迷っていらっしゃる方は、ぜひご参考までに、お気軽にお立ち寄りください!